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最初の言葉
今回紹介する小説は、六道柳次さんの処女作である「忍者に纏わる短編集となっており、さくさく読めるので
かなりおすすめの作品です。
基本情報
六道柳次さんのプロフィール
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犬好きの小説家です。主に短編と長編のミステリ・ホラー小説を書いています。 2007年に脱サラ、小説家を目指し始め、現在では4つの単行本を出しています。最初の6年間程は芽が出ず、苦しい生活を強いられていたそうですが、2013年に「錡忍」(現在の忍者轉覆奇談)で河太郎賞を受賞し、有名小説家としてデビューしました。
著作:「忍者轉覆奇談」、「最後の罠 -The Last Trap- 上・下巻」、「忍者嘲咲奇談」
(公式ホームページより引用)
「忍者轉覆奇談」について
受賞後の2013年から「忍者轉覆奇談」の名前で、月刊誌「早蕨喚報」にて2ヶ月に一回ずつ連載されました。2014年には連載終了しましたが、単行本の発売が決定。
その後、単行本が2014年8月17日に出版。
当初はハードカバーで出版する予定でしたが、費用が1万円以上掛かるという事で、文庫本となり費用も729円までに抑えられました。
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帯は六道先生の友人であるクソ忍者さんが担当しています。
あらすじ
「轉覆した物をもう一度逆さしても元に戻ると云う事はない」その言葉に囚われた男は内容としては、六道柳次さんは自分と主人公を重ね合わせ、忍者という存在についての自分の意見を小説へと昇華させた私小説となっています。
6つの物語へと歩み始める。全ての物語を知った今、描かれる真実とは…?
6つの短編と序章・終章で構成されており、サクサク読めます。
ネタバレになってしまうので余り言えませんが、全ての物語は実は繋がっていて……
ちなみに目次はこんな感じ 序章・終章は単行本化に際し後付けされた物で、物語へとすんなり入るための演出のような物になっています。
感想
短編集とは言え、それぞれがかなりボリューミーなので、読むのに少し時間が掛かりますが、マジで面白いのでサクサク読めちゃいました!最初は余り理解出来ず支離滅裂な感じがしますが、読み進めていくうちに、のめり込んでいき第淕章を読破した時には、物凄い充実感で満たされました!
729円と求め易い価格なので是非読んでみて下さい!
最後飽きて適当です(迫真)
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